2013年8月1日木曜日

質問への回答

角野達也候補の政策に、市民の方からたくさんの声が寄せられています。質問も寄せられていますので、お答えします。

◎質問 「『敬老乗車証を昨年10月の改定前に戻すのに、わずか6億円。なんとでもやりくりできる金額です』 といいますが、 仙台市の懐事情、ご存じですよね?わずか6億円なんて言い放てる程、余裕はないと思いますが?バスを利用するなら、お金を払うのは当たり前。 何で年寄りのバス代を、我々若い世代が負担せにゃならんのだ?」

→回答 6億円は、小さいお金ではありませんが、地下鉄東西線の基金積み立てを毎年40億円も行っているのを数年間やめれば、医療費・介護料の免除復活(市の負担額年間15億円余)などと合わせても十分可能です。
敬老乗車証で乗車が多くてもなくても、バスを走らせる経費はほとんど変わりません。今でも乗ってもらった分の半分の額を健康福祉予算から交通局や宮城交通に出している仕組みです。制度の改悪で、利用が減って、交通事業者に入るお金も減っています。すると、交通局の赤字を補てんするための一般会計からの支出が増えるだけで、結局誰も喜べない結果になっています。
無料の制度に戻して、どんどん利用してもらう、交通事業者にはこれまでだしていた金額程度を固定で支出するのが一番いいと考えています。
 

 
◎質問  「『中小業者のがんばりを応援するために、公契約条例をつくり、仙台市が発注する仕事について下請、孫請けに至るまで時給1000円以上の賃金が保証できるようにします。中小企業振興条例をつくります』といいますが、 公共事業費の無駄遣いでしょ?これは。 中小業者の応援どころか、首を絞めますよこれじゃ。再考をお願いしたい」
 
→回答 まず、公契約条例制定の前提として、無駄な公共事業を中止し、公共事業は優先順位をつけて、全体として絞り込みます。そのうえで、公契約条例によって、地元業者を優先し、そこで働く従業員の時給を1000円以上にします。それは、地元業者とそこで働く市民を守っていくものです。同時に、安定雇用と地域経済活性化を市がリードしていく施策です。確かに、発注額は、割高になりますが、それは市財政の有効活用だと考えます。市民の納めた税金が地元業者と市民の間に循環し、それが経済の活性化を生み出し、税収増にもつながり、全体として市財政の再建にもつながっていくと考えます。

 

◎質問 「パンダ誘致に関してはどう考えてますか?」 

→回答 大震災からの復興のただなかにあるいま、パンダ誘致よりも被災者支援のほうが先ではないでしょうか。獣舎や管理費用など少なくない費用もかかります。いまだ生活再建の見通しもたたない被災者の医療費免除も復活しないで、パンダ誘致は、いかがなものかと考えます。

 

3 件のコメント:

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  2. 熊本市民から仙台市民になりました。
    交通局の赤字に関しては無駄な回送をやめ
    同一方面を整理すればよいのでしょうか?


    熊本はバス会社が5社もあるにもかかわらず
    料金は仙台市より安く設定してあります
    (初乗り130円)
    市電に関しては距離に関係なく150円定額

    経営者(市長)がなってないのでは?


    パンダに関して
    熊本時代に寄付をした者として非常に腹が立ちます
    東西線より 動物園駐車場整備より、パンダ住居より
    被災者住居を最優先にすべきです。

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  3. 〈事務所スタッフwort〉
    福山さんありがとうございます。
    バスは、名古屋市バス、東京では民間も、どこまで乗っても200円。生活の足として低料金であることが当たり前です。一律の料金ならば、収納システムに莫大なお金をかけることもありません。

    「パンダ住居より・・・被災者住居」同感です。

    角野候補に事務局からもご意見を伝えます。

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